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英語と歯科治療の世界に魅せられて～ | 英語好きな歯科医の診療日記

症例５の解説（その２）（東京大手町勤務歯科医のインプラント、サイナスリフト、咬合再構成、全顎治療ブログ）

2022年2月15日2022年5月23日

症例５の解説（その１）の続きです。

症例５の全体像はこちらです。

奥歯に歯が欲しいとのことでしたが、オペラ歌手という職業柄、入れ歯は論外でした。また矯正も公演が頻繁にあるので装置が見えてしまうのは困るとのことで望まれませんでした。

奥歯にインプラントを入れようとすると問題点がありました。

理想的にはサイナスリフト（副鼻腔内造骨術）を行い・・・・

既存骨で初期固定が得られる位置にインプラントを埋入し・・・

サイナスリフト（副鼻腔内造骨術）後に骨が熟成した時点で更に奥にインプラントを入れ・・・

下顎には造骨処置を行って・・・

適切な位置にインプラントを埋入することが良いのですが・・・・

大掛かりな造骨処置を望まれないという条件の下で妥協的なインプラントを埋入位置を模索しなければなりませんでした。具体的には天然歯とインプラントとの距離、インプラント同士の距離が基準より短くなってしまいます。

この続きは症例５の解説（その３）へ。

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