2月5日(日)は品川にあるコクヨホールで外国人歯科医師の講演会に行きました。シリア出身でモスクワの大学を出て、アメリカのロマリンダ大学で学び、サンディエゴに住み、メキシコ国境近くで研修施設を持ち、起業家で自家用ジェット機を持っている方でした。アメリカンドリームを実現されているといった感じでしょうか。内容はインプラントに関連する解剖の話でした。英語は逐次通訳で行われました。朝の9時半~昼休憩1時間を挟んで夕方4時半までの講演と質疑応答を通訳された九州のM先生には頭が下がりました。あの集中力はなかなかまねできません。白人とモンゴリアンとでは顎骨の大きさが違うのか、日本人にはそのまま適応できる部分は少ないと感じました。文化の違いも改めて感じました。ランチョンセミナーも行われ、インプラント形状のさらなる開発をテーマに長崎大学の研究が紹介されました。研究方法も進んできており、より安全、安心なインプラント開発につながればいいなと感じました。
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