ハカ

ラグビーのワールドカップが行われているが、残念ながら日本代表は3連敗中だ。ところで、優勝候補の最右翼と言われるニュージーランド代表(通称オールブラックス)が試合前に行うハカといわれるセレモニーを久しぶりにテレビで見た。開幕戦の対トンガの時であった。もともとマオリ族のWar Cryで戦いの前に相手を威嚇する踊りであったそうだ。今では相手を尊敬する念も含まれているという。ニュージーランドでは小学校の授業で教わるそうで、男女を問わずハカが舞えるという。私の世代の方であれば、20年前に、日本のTVでハカを真似して「ガンバッテ、ガンバッテ、シーゴト!」などとやる滋養強壮剤のコマーシャルがあったのを覚えていらっしゃるかもしれない。トンガにもハカに相当する踊り(シピタウと言うのだそうだ)があり、両国ともエール交換というべきか、War Cry交換が行われ、相当な迫力と思った。
「日本対ニュージーランドの時はどうなんだろう。日本代表はハカに相当するものがあるのだろうか。試合前から相手にやられっぱなしでは、悔しいではないか」と思い、慶応大学ラグビー部出身である松翁会本部渉外部長に聞いてみたところ、「そんなものはない」とのこと。

松翁会歯科でも朝礼の時にハカをやったら気合が入りそうだな。乗りのいい青木医師をリードにするとか。自分自身を鼓舞するのと患者さんに敬意を表する意味でいいかもしれない。まあ、女性が多い職場では無理か。待合室の患者さんも帰っちゃうかもしれないし。(長谷川)

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