Mさんは銀行員でしたが、お忙しかったのと予算的なご都合もあり、入れ歯が壊れては修理を繰り返すという来院パターンでした。とある日、定年退職され「よく噛めない状態が続いてきたが退職金が入り時間もできたので、この際本格的に治したい」とおっしゃりました。咬み合わせを調べて治す際には,色々な考え方があるかもしれませんが、私は咬み合わせの診断や治療の際にはシンラシステムという特殊な器具を必ず使用しています。顔貌と咬み合わせのバランスや歯の位置のズレがミリ単位でわかるので重宝しています。この器具を駆使することにより、術前の咬み合わせの崩れ具合がどうなっているかを3次元的に把握でき、その後の治療方針が具体的にわかります。全顎治療にはお金と時間がかかりますが、Mさんの時は、保存した歯の被せ物など保険でできるところは保険を極力使い、インプラントと最終義歯は自費治療となりました。全顎治療と聞くと敷居が高いとお感じになるかもしれませんが、治療計画案提示だけでも受け付けていますので、お気軽にご相談下さい。実際に説明だけで治療に至らなかった方もいらっしゃいますし、説明から数年後に治療を始めた方もいらっしゃいます。考える事が好きなので遠慮されなくていいですよ。















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