歯周外科– tag –
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臨床アラカルト
歯周病と歯周組織再生療法
久しぶりの再生療法。歯周病で歯の周りの骨が溶けてしまった部位に、骨誘導材料を置いて失われた組織の再生を図るというもの。歯周治療の最前線治療を行っている指導医からもらったアドバイスを念頭におきながら、慎重に行った。夜はペントロンというメー... -
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再生療法
今日は、下奥歯の再生療法(歯周病で歯の周りの骨が溶けてしまったものを、ある程度元通りにする治療法)を行った。インプラント1本埋めるのに、10分もあれば終わってしまう事も多いが、再生療法の場合は1本で1時間以上かかる事も少なくない。要求される繊... -
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副鼻腔内造骨(サイナスリフト)とインプラント
歯を失ってから、骨を造って、インプラントを入れて、被せ物をするのには時間がかかる。下のケースも初診から10カ月かかった。できるだけ早く治療を終わらせたいと思うのは患者、術者の共通の願いだ。インプラント治療を早く終了させる考え方は、以前から... -
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残せる歯 歯周病治療の限界を求めて インプラント時代の終焉か?
2月25日(土)、26日(日)は博多で上水塾(日本の第一人者水上哲也先生が主催の歯周病研究会)があり、発表を行ってきた。再生療法のケースを発表したのだが、東京では絶賛(?)されたプレゼンも、福岡ではそうもいかない。様々なアドバイスがもらえて、... -
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根面カバー
術前(左)と術後2カ月(右) 歯茎が下がる(痩せる)原因として、ブラッシングを強くやり過ぎること、度重なる強い噛みしめる力などが考えられている。上顎犬歯1本だけ極端に歯茎が縮んでしまい、根っこが大きく露出してしまったBさん(左写真)。歯肉... -
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歯周外科とセラミックブリッジ
上の中央の前歯2本を歯周病でグラグラになって失ってしまったAさん。インプラントでの修復を希望されたが、骨を人工的に作ってからでないとできないと申し上げたところ、セラミックブリッジを選択された。ブリッジの橋脚に相当する歯に対して歯周外科で歯... -
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再生療法の結果
左が術前、右が術後。骨欠損が新生骨で満たされた。条件が良ければ、結構骨が出来るもんだな。再生療法ではもっとも簡単なケースかもしれない。患者さんの協力度にも多謝。神奈川の方から1時間半以上かけて通院されるこの患者さんには、ご主人とお子様... -
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犬歯インプラント
1年前から、歯周病治療を始めたKさん。右上犬歯はぐらぐらで、保存不可能な状態だった。抜歯し、造骨、インプラント埋入、歯肉移植を行い、仮歯を調整して、本歯を装着した。論文上では歯周病であっても管理されていればインプラント成功率には影響しない... -
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再生療法1年後
遠方から歯周病のメンテナンスで来院されるNさん。1年前に行った再生療法の結果を確認するためにレントゲンを撮った。術前では、真ん中に写っている歯の右側の支えている骨が楔状に溶けているのがわかる。今回のレントゲンで、ある程度の改善が認められた... -
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再生療法の確認
約1年前に再生療法を行ったSさん。骨形態修正と骨再生状況確認のため、オペを行った。術前に右下小臼歯の手前側の骨が歯周病で溶けていた部分(写真で言うと歯根周囲がくぼんでいる部分)にエムドゲインという薬を塗布してから1年後、ある程度の骨再生は認...