母校の東京医科歯科大学で保健衛生学部の学生に、「歯科臨床で使用される薬」に関する講義をしてきた。同大学で歯学部硬組織薬理学教室の非常勤講師に任命されてから5年目になる。
教授からは「講義はお前の好きなようにやっていいよ。」と言われているので、大事な点だけ、手短に説明して、あとは臨床の写真を中心に講義を行った。
薬の話というと退屈しそうなので、なるべく臨床との関連や先端治療の話も、学生にとって無理がないなと思われる程度に織り交ぜてスライドを組んだ。
30人ばかりの女子学生の前で、朝から2時間行ったが、はじめは眠そうな顔をしていた人も、最後の方は聞き入ってくれているように見えたのは気のせいかな。
最後に「これで終わりです。」といった直後に「ありがとうございました。」と返しのことばがあったのは今年がはじめてだなあ。
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