部分入れ歯は義歯が動いたりしないようにバネ(金具)で引っかけるものですが、見た目が良くないという欠点があります(図1,2)。
それに対してバネのない入れ歯があります(図3,4)。まだ臨床応用されて間もないのですが、見た目だけでなく装着感も従来の入れ歯より評判は良いようです。当院でも伊藤歯科医師が約10ケースほどやったようですが、とくに今まで従来型の入れ歯を入れた経験のある人にとっては、その違いがわかるため、おおむね好評なようです。
従来の入れ歯の歯肉部分(ピンク色の所)はプラスチックなので、曲げると割れてしまうのに対し、バネのない入れ歯はナイロン繊維でできており、曲げても壊れない(図5)とのことです。
価格は15万円(税抜)~です。多くの歯を失いインプラントを入れたいが、経済的理由などで、こちらを選択される方も多いようです。
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