自作の立体模型

7年前に行ったサイナスリフトと呼ばれる副鼻腔の中に骨を造るケース。骨を造った後にインプラントを入れる。今では手術のシュミレーションのためにCT情報をもとに光造形という方法で外注すれば、3次元モデルを作ってくれると言う。しかし結構お金もかかるし、その分患者さんにチャージする気分にもなれなかなれない。この当時は10万円くらいでヨーロッパのどこかの国に外注すればできたのだが、自分で作っちゃえということで、アナログのCTフィルムから上顎骨立体模型を作った。イメージ通りの手術ができた。術後7年経過して、今のところ問題は無い。(長谷川)
左上にインプラントをして欲しいとおっしゃるが・・・
 レントゲンでは副鼻腔の中に骨を造らなければならないことが判明
 CTでは嫌なところに隔壁(真ん中の角みたいな突起)がある。
3次元的なイメージ作りのために、CTをトレーシングして・・・
 CTが1ミリ間隔で撮影されているので1ミリ幅のプラスチックの板を重ね合わせて3次元モデルを作成
 実際の手術時
 術後7年
 インプラント部の断面

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