9月7日、8日は東京神田で咬み合わせセミナーのインストラクターの一人として勤めました。これから手掛けるケースで咬合が崩壊した状態からゴールをどんな形にするかを模型の上で具現化する方法を示しました。こうした工程は歯科医が自分でやらないとイメージを技工士さんに伝えるのは難しいのではないかと思えてきます。ある程度の技工は必要と説いた阿部晴彦先生のフィロソフィーは共感できます。しかし、模型上でのシミュレーションと違って生身の患者さんでは、咬み合わせの位置がずれることも予想されます。思い通りに仕上がるかどうか、今から楽しみです。こうした創造的な仕事は時間を忘れて没頭してしまいます。
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