サイナスリフト(本来)禁忌?症例

左上奥にインプラントを希望されていたAさん。骨量がなく、副鼻腔内に造骨(サイナスリフト)をしなければならなかった。しかしCTでは炎症様の像があり、教科書的には禁忌症例であった。横浜市立大学の耳鼻科医K先生とタイアップし、手術しても大丈夫とのお墨付きをもらった後にサイナスリフトを行った。膿もなく、術後感染もなく半年後に骨化を確認しインプラントを埋入した。補綴が終わり現在3年程経過して問題は生じていない。

 患者さんの左上臼歯部(写真上では右上)欠損

 欠損部のアップ 骨頂から副鼻腔までの距離が2㎜程度しかなくこのままではインプラント不可能

 サイナスリフトをやろうとCTを撮ったら炎症様像が

 術中 膿はない 副鼻腔内の感触も通常のサイナスリフトとさほど変わらない

 骨補填材を充填

 人工膜でガード

 補綴後の左上6CT画像 口蓋側の剥離はもっとやった方がよかったか?

 左上7CT画像

 補綴後のレントゲン

 写真右奥2本が患者さんの左上67

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