レクチャーしてきました

　ご覧いただきありがとうございます。10月1日（土）2日（日）は田町で行われた咬合セミナーで講義をしてきました。チーフインストラクター上川先生による講義の前座という立ち位置です。両日ともに1時間程度の時間を頂きました。ほとんどの受講生の方は今回のセミナーで紹介された咬合診査に関する器具を見たり触れたりするのが初めてでした。様々な器具を様々な症例に対して、どうやって使うか、どう診断するかを私の症例を通して説明させていただきました。60歳を過ぎると後がそんなにあるわけではありません。若い世代に自分の拙い症例を通じて歯科臨床ってこんなに楽しい、こんな可能性があるといったメッセージが僅かでも伝われば望外の喜びです。講義が終わって受講生の方を見上げると目がキラキラしていて質問もいくつか頂いたので、ちょっとは響く内容だったのかな。遠慮なく質問を頂けたのは、複数回の懇親会を通じてお互いの人間性が丸出しになった事もあるかもしれません。人間なのでズームの画面を通じてのみのやり取りには改めて限界を感じました。残りの私の歯科医療人生が何年残されているのか。毎日がギフト、1秒1秒がギフトです。私は何事にも不器用な人間なので、これからも失敗を経験しながら、悩んで眠れない事もありながら、全てが勉強だと思って、最後の最後まで変わり続けたい。来月は最終回なので、全てを出し切るつもりでプレゼンの準備したいと思います。