昨年暮れにサイナスリフトを行った患者さんのインプラント治療が先日終わりました。この方はサイナスリフトを行う上での解剖学的な障害(やりにくい要素)がありましたが、これまでの経験と知識を駆使してなんとかゴールにたどり着きました。根管治療などでもそうですが、同じ手術名でも、患者さんお一人お一人で状況が異なり、様々なことを事前にシミュレーションする必要があります。難しいと思われる要素がある時は、そうでない時よりも術中は当然集中力が上乗せになっていると思います。15年位前までは、そんな状況が1時間以上続くと私は鼻水が出てくる傾向がありました。この術式を教えて頂いた手術の天才と言われている福岡の山道信之先生に聞くと「集中力の限界を超えると、いろんな症状が出てくるもんだよ」と言われました。幸い最近、その傾向は何故かいつのまにやら無くなりました。1日でも長く臨床に携わりたいと思っているので、可能な限り健康でいたいと思います。筋トレも始めて2年が経ちました。昨日もパーソナルトレーニングを受けてきました。来年は大会出場を目指しています。
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