時代と共に、他の業界同様、各インプラントメーカーもしのぎを削って、新しい製品を登場させる。先週は東京駅隣のホテルのあるビルで、とある欧州インプラントメーカーの新商品説明会があった。某国立大学インプラント治療部の医局員が説明した。既に当院でも、実際に使いだしているのだが、パーツが多すぎて頭が混乱気味のところもあるので、整理をつけたい意味もあって出かけた。実際の臨床例を見せながらやってくれたので、大体のイメージはつかめた気がした。後は配られたマニュアルを熟読しよう。
1個1個のパーツは1万円前後~なので、多くのパーツを使用するほど、患者さんへのチャージは高額になってしまう。仕上がりが似たような感じになるのであれば、なるべく効率よくパーツを選んで、コストを抑えたいものだ。この辺は国産のメーカーであれば単純化されていてパーツの数も少ないのだが、この欧州メーカーのは頭の体操が必要そうだ。近々、長崎のT先生お勧めの他の外国メーカーが営業に来ると言うので、ますます頭がヒートアップしそうだ。
要は足し算引き算の世界なので、その昔大学受験時代に解いていた(今はすっかり忘れた)微積分に比べれば、なんということはないはずなのだが・・・・(長谷川)
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