とある歯周病の勉強会に所属してから、海外論文の検索の仕方、論文の質の見極め方を教わり、月1回の勉強会で論文を取り上げて討論することをやっています。
私の趣味である水泳では、どのスポーツも一緒ですが、水泳に関する本を読んでも、うまくは、あるいは、はやくはなりません。フォームについてあれこれでていても、何の役にも立たないのです。
歯科の臨床も、自分の手が動かなければ、いくら本を読んでも、論文を読んでも、うまくなるわけではありません。ただし、情報は得る事ができます。自分がある程度経験を積んでいると、文字からの情報だけで、実戦に役立つ事があります。新しい技術的なことが書いてあると、まったく関連手術をやった事が無い人はともかく、ある程度、似たような経験を積んでいれば応用が利く事があります。
海外の歯科雑誌は定期購読で年間日本円で3万円ほどかかります。現在は2冊ほどとっています。ネット経由でタイトルを見て、これはと思うものはプリントして通勤時に読むようにしています。自己投資も、いろいろ嵩んでくると結構な出費です。が、もとはとるつもりで、せっせと読むようにしたいと思います。知識も患者さんの役に立ってなんぼのものですから。