臨床アラカルト– category –
-
臨床アラカルト
歯周組織再生療法(東京大手町勤務歯科医の再生療法ブログ)
古くからの患者さんでした。大臼歯に骨吸収があるのはわかっていましたが、無症状で動揺もなく、定期的なメインテナンスで歯周病の進行が無かったのでそのままにして何年も経過していました。この方はインプラントは3本入れましたが、とある日、私のブログ... -
臨床アラカルト
前歯欠損造骨インプラント埋入(東京大手町勤務歯科医のブログ)
歯根破折で抜歯したところにインプラント治療を希望された患者さんです。数年前、この方の奥様に当院が前歯のインプラントを入れたこともあり、その紹介でいらっしゃいました。抜歯後の粘膜の治癒後にCTを撮影すると、大きく骨が陥没しているのが認められ... -
臨床アラカルト
たとえ入れ歯になっても(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
「インプラントではなく入れ歯で何が悪い」といったケースはよくあります。Sさんは現在83歳です。元々お勤めは大手町で当院に通われていましたが、定年退職されました。ご自宅がある横浜方面からこちらに来ると片道1時間以上はかかるそうです。退職後は近... -
臨床アラカルト
根管治療
再根管治療の例です。昨年の12月、15年前に自分がやった右下の一番奥の歯の抜髄処置が感染根管となり、痛みを伴って来院されました。レントゲンを見ると歯根破折も疑われました。治療していく途中で、歯根破折が明らかとなった場合には抜歯となる旨を患者... -
臨床アラカルト
理想の具現化にむけて(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
前回のブログの続きです。崩壊した咬み合わせや個々の歯の形の修復イメージが模型上でできれば、後はひたすら患者さんの口の中で具現化するだけです。前歯部の長期的な予後を考えると、臼歯欠損部はできればインプラントで支えて前歯部負担を減らすことが... -
臨床アラカルト
シミュレーションは趣味でーしょん?(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
歯がすり減って原型をとどめていない状態でした。前歯なので何とかしてほしいとのことでした。咬み合わせは、歯がすり減ることにより下がってしまっているので上げなければなりません。平均的な高さ(2つの計測点を計ります)がありますので、その値を参... -
臨床アラカルト
インプラント周囲炎リカバリー8年後
2009 2012 2020 定期検診で半年ごとにお見えになるTさんは今年85歳。2009年に入れたインプラントが2012年にインプラント周囲炎に罹患していることが発覚(レントゲンでインプラント間の骨吸収が確認できます)。麻酔後切開し中を綺麗にして縫合しました。... -
臨床アラカルト
総入れ歯には総入れ歯の形がある(東京大手町勤務歯科医のブログ)
https://www.youtube.com/watch?v=0tPmQeyTuOU 上が総入れ歯の方でした。金属床義歯が入っていましたが、よく割れる、よく噛めないとの事でした。いろいろ調べてみると形状に問題があることがわかりました。治療用義歯をこしらえて、裏側に粘膜調整材を敷... -
臨床アラカルト
定期検診25年(東京大手町勤務歯科医のインプラントブログ)
Hさんは今年87歳だが、いつも笑顔でお元気そのものである。レントゲンは1枚目が20年前、2枚目が昨年のものだ。歯根破折で失った歯はあるが、20年以上前に入れた京セラの初期のタイプのインプラントは未だにびくともしない。ありがたい限り。歯ぎしりが強い... -
臨床アラカルト
インプラント前準備前歯部造骨(東京大手町勤務歯科医のブログ)
名門H大学の学生さんだったBさん。子どもの頃にぶつけて根管治療がされた前歯が歯根吸収をおこしてグラグラになって抜歯となってしまいました。両隣の歯は健全な歯です。削ってブリッジにするには年齢を考えても忍びない。インプラントにするには骨幅が無...