臨床アラカルト– category –
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臨床アラカルト
再生療法と総義歯(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
上は総義歯、下は歯がある程度残っている方です。下の歯は歯周病に侵されていて犬歯と奥歯に再生療法を行いました。(レントゲン左術前、右術後4か月)まだ仮歯の状態であと2か月ほどで最終的な被せものを作っていきます。総義歯は治療用のものを入れて調... -
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抜歯即時義歯の準備(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
70歳男性の方です。すべての歯がグラグラで抜歯しなければなりません。抜歯した直後に、義歯を入れる必要があります。型を取って石膏模型の歯の部分を削って抜歯後の状態を想定し、あらかじめ義歯を製作しておく必要があります。現在の噛む合わせが、どの... -
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すれ違い咬合一歩手前(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
すれ違い咬合一歩手前の状態の患者さん。次々と歯がわれて抜歯となり、上の残存歯の相手が下の欠損、下の残存歯の相手が上の欠損という最悪のパターンを迎えつつあります。こうなってしまうと入れ歯をいれても歯茎が痛くて噛めない、入れ歯が頻繁に壊れる... -
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基本を大事に(東京大手町勤務歯科医の再生療法、全顎治療ブログ)
リグロスという薬と骨補填材を使って今年最後の歯周組織再生療法を行いました。手術時の反省点が多く、私のメンターの一人の先生に相談したところ、たった一言でしたが貴重なアドバイスで目が覚めました。要は基本を大事にすることでした。基本から離れ自... -
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ボリビアからの患者さん
歯茎の腫れで東大口腔外科から紹介されてボリビア人の患者さんが来られました。私はスペイン語を勉強していないので英語でのやりとり。患者さんにとっては初めての根管治療の必要性と内容を説明して治療開始。来院2回目には腫れも引いて落ち着きました。3... -
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発表してきました。
9月8日、9日で東京神田で行われた阿部晴彦先生咬合セミナーで発表してきました。久々の総義歯症例で、しかも咀嚼効率に優れたブレード臼歯を使ってのケースでした。治療用義歯から完成義歯まで一度も痛み無く経過し、患者さんには非常に喜んでいただけまし... -
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歯根端切除術3年後(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
術前と術後3年 根っこの先に膿の袋(左レントゲンの根の先にある黒い部分)があるため、違和感を訴えていた患者さんです。再根管治療を行いましたが奏功しませんでした。マイクロスコープがない時に歯根端切除術を行いましたが、これもうまくいきませんで... -
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垂直的骨造成(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
インプラント希望の患者さんでしたが、骨が陥没していて、このままでは埋入できません。 垂直的に骨造成処置をして半年後に新生骨を確認できましたので・・・ インプラントが埋入できました。 仮歯が入りました。 -
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歯周組織再生療法
骨欠損部(左写真)を骨補填材で満たす(右写真)。これが徐々に自分の骨に置き換わってくることを期待します。 歯を支えている骨が溶けてしまうのが歯周病ですが、昨日のケースはメンテナンスで見つかった骨欠損でした。歯肉を開ける方法や肉芽をとる器具... -
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メキシコ人の学生さん
某大学のメキシコ人留学生の方。左右下6番に急性症状ありで他院に行ったが、ドクターが英語が話せないからという理由で丸投げしてきた形。投薬のみで宛名なしの紹介状を持って来院。予約はいっぱいだったため、根管治療をして排膿させる時間はなかった。CT...