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臨床アラカルト
ノリタケカンパニー製ジルコニアクラウン
脱金属は歯科臨床の目標の一つである。ジルコニアクラウンもその目標達成のために開発されたセラミッククラウンで、どこの歯科医院でも行われている。実際に金属を使う場合より審美性に優れていると言える。F証券の営業Aさんは、以前から前歯の変色を気に... -
英語学習
3Dプリンターが歯科界を変える?
英国雑誌 The Economist の記事から、今回は3Dプリントの話題。三次元的な製品を、様々な材料からコンピューターのスイッチ一つで作り出せる3Dプリンターなるものが出現している様だ。元々は航空機の翼などのパーツをつくるために開発されてきたらしい。従... -
臨床アラカルト
海外と日本を往復
海外と日本を往復するビジネスパーソンが少なくないのも、当院の患者さん層の特徴だ。J社重役のSさんも、その一人である。Sさんはオランダ4か月間、日本10日間のサイクルを繰り返されている。オランダのみならず、各国で日本人相手の日本人歯医者による治... -
その他
ファイルが壊れた
今日、治療の合間で下川ベーシックコース発表用のpower point fileが編集中に突然壊れて、開けなくなってしまった。ネットで解決方法を調べたがよくわからない。あきらめてもう一度最初から作り直しているところ。不思議なことに古いものにこだわる必要が... -
その他
通信教育じゃないけど・・・
今年の2月、日本の歯科界の第一人者水上先生主催の勉強会が福岡で開かれたが、私は小倉の下川先生のコースの日程と重なったため出席できなかった。上水塾と名付けられたこの勉強会は、出席者がほぼ全員発表し、水上先生がコメントをするという形式だ。発表... -
臨床アラカルト
ようやく完成(前歯部インプラント)
今日でようやくHさんの前歯インプラントをセットした。今はやりのジルコニアアバットメントをやってみようとしたが、埋入位置の関係でメタルボンドスクリューリテンションタイプに落ち着いた。この辺のところは、もっとスムーズに事が運べるよう、経験を積... -
臨床アラカルト
再々生療法
歯周病で歯を支えている周囲の骨が溶けてしまった場合に、かつてはほとんどあきらめざるをえない時代があった。今は条件にもよるが、エムドゲインという薬によって、失われた骨がある程度回復させることが可能になってきている。最近になって、骨が広範囲... -
その他
パウル・クレー展
久しぶりの休日だが暑い日々が続くので、とりあえず涼めるところは無いかと思案した結果、美術館で涼もうということになった。絵画を良好な状態で保つために館内温度は20度で設定されているという。というわけで、竹橋にある東京国立近代美術館で開催され... -
臨床アラカルト
古い義歯への愛着
17年前に義歯を作らさせていただいたNさん。その後何度か、修理を余儀なくされたがNさん自身は快適に使用しているとのことだった。術後10年を超えて破損の頻度が高くなり汚れも目立つようになった。定期検診の度に新しく作り変える提案をしたが、「愛着の... -
臨床アラカルト
脂肪吸引手術をすれば歯周病は直る?
米国歯周病学会誌から。肥満は歯周病罹患のリスク因子の一つと言われている。肥満は糖尿病や心臓血管系の病気とも関連しているので、慢性炎症である歯周病は、ある程度の相関がある。 ブラジルのグループが「それならば、肥満を脂肪吸引術によって直した人...