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臨床アラカルト
トップアスリートのストレスと歯周病の相関
健康保険にも適用されている、歯周検査の代表的なものに歯周ポケット測定がある。歯肉と歯の間に溝があり、4㎜以上だと歯周ポケットと呼ばれ歯周病と判定される。物理的に何ミリ何ミリと地道に調べていく原始的な方法である。これに対して、歯肉溝滲出液... -
臨床アラカルト
骨粗鬆症の薬が歯周病に有効か?
アメリカ歯周病学会雑誌からインドの国立大学のグループが行った臨床治験の話。骨粗鬆症の薬であるビスフォスフォネート(以下BP)は、骨を食べる破骨細胞の働きを阻害し、骨密度の低下を妨げようとする薬である。骨粗鬆症も歯周病も骨が破壊されてしまう病... -
臨床アラカルト
抜くべきか抜かざるべきか(抜歯決定の基準)
歯周病の患者さんで、とある歯を抜歯すべきか保存すべきかで迷う事は多い。無理に保存しようとして結果的に早期に抜歯になったり、無理に保存することで他の歯に悪影響を及ぼしたり、将来的にインプラントをしたくても歯周病は骨が溶ける病気なので、ぎ... -
その他
歯周病のバイオマーカー
風呂の中でjournal of Periodontologyを何気に読んでいると、ある記事が目にとまった。細胞間接着分子(癌の転移に関与しているといわれている)であるCD44という物質を唾液から採取することにより、歯周病のリスク判定に将来的に有効である可能性がある... -
その他
インプラントの失敗と歯周病、喫煙と関わり
今日はこれから夕方から始まる歯周病勉強会にでかける。EPIC研修会で紹介していただいたものだが、初出席である。内容は論文の解説と討論、症例報告のようである。今日取り上げられる論文は、History of treated periodontitis and smoking as risk for ... -
その他
インプラント周囲炎の対処方法検索
現在受講中のEPICという歯周治療のコースで海外の文献検索方法や論文の信頼度、論文の各付け方法などについて教わった。とりあえずJournal Of Periodontologyという米国歯周病学会の雑誌をオンラインで定期購読することとした。最近、インプラントを入れ...