コーチング

 なぜ期待したとおりに仕事は進まないのか?
「決めた戦略が計画通り実行されない。」
「部下が育たない。」
「仕事の進展や状況が良く見えない。」
多くの企業が多かれ少なかれ、こうした課題を抱えている。そこでシステムの導入や、社員研修が提案され試みられる。ところがいざ、それを実行に移してみると、結果が思ったように出るわけではない。
日本のトップレベルを目指す(?)当診療所も例外ではない。こういった問題を解決するのにコーチングという概念は注目されてきており、多くの企業に取り入られてきているようだ。将来的なことも考え、週末土曜日はコーチングの体験コースを受けてきた。人間にはおおまかに4つのタイプ傾向的にわかれ、スタッフに対する自分の既成概念や好き嫌いにとらわれずに、それぞれのタイプにあった対応方法を考えなければならない事を学んだ。参加者20人のうち医療従事者は私一人であとは、経営コンサルタントや企業の中間管理職の方であった。形式は講義を聞くというタイプでなく、参加者にひたすら実践をさせるというもので、今までこういった事を経験してこなかっただけに非常に新鮮であった。
企業にお勤めの方であれば、ご存知の方も多いのであろうが、コントローラー、プロモーター、サポーター、アナライザーの4タイプである。ちなみに私は典型的はアナライザーである。自分自身の向上、診療所の向上のためにコーチングが生かせるかどうか。
翌日日曜日は福岡で開業されているY先生の講演会を聞きに横浜に行った。インプラントに関する骨造りについて、その経験と情熱と実績では、私の知る限りY先生の右に出る者はない。かつては手術の見学会に何度も九州まで足を運んだ。久しぶりにお話が聞けたが、切れ味はますます増すばかりでひたすら感動したし、臨床上のヒントも得ることができた。なんとも有意義な週末だった。

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