先週末は約1年ぶりの福岡だった。歯科臨床界の大御所とも言うべき下川公一先生が主催する経基臨塾という勉強会がある。一人13分発表、7分下川先生の講評のパターンで粛々と行われていく。東京に戻って今朝、歯周形成外科があったのだが、この会で発表されていた手法のほうが、当初自分が描いていた方法より患者さんへのダメージが少ないと判断し、さっそく取り入れてみた。若干やりにくい部分はあったものの侵襲の少なさを実感できたのは収穫だった。
幻冬舎の見城氏の言葉に「努力は自分、評価は他人」というものがある。自分がどんなに努力しているつもりでも、評価は生体が下す。歯周形成外科とは、そんなものかもしれない。
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