筋金入りの理系エリートの考え


フェイスブックに高校の後輩が宣伝していた本です。今や母校は東大合格?年連続日本一では飽き足らず、海外の有名大学に優秀な学生は行くようになっているようです。著者は、私のなど足元にも及ばない高いIQというか、脳のCPUがいっぱいある人のようです。東大でて、MITに留学し、NASA勤務で宇宙開発貢献という夢を追っている30そこそこの若者です。怠惰で意志の弱い人間こそ、競争本位のシステムに向いている?遊んでいる奴に限って信じられないくらいデキるのはどうしてなのか?なぜ、理系が成功するための必要条件が、国語力なのか?グローバル人材を目指してはいけない理由とは?などなどが様々なエピソードを通じて語られています。著者は、「まだ歴史に名を残すような実績を残したわけでもない若輩者が本を書くなんて」と謙遜していますが、小説を書くのが趣味で賞もとったことがあると述べている通り、迫力ある文体で読者に迫ってきます(どこまで頭いいんだか・・・)。後年、もし彼が歴史に名を残すような業績を上げた暁には、是非また夢のある本を書いてもらいたいものです。その頃、私が生きているといいんですが・・・

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