セミナーインストラクター本年度最終回

11月8日、9日の週末は今年の咬合セミナー最終回でした。大家と言われて久しい仙台市開業の阿部晴彦先生が受講生の前で、実際の患者さんでデモンストレーションをしながら、総義歯作りをしていきます。今回はその患者さんが総義歯を入れた後、急に亡くなれて義歯の予後が診れないというハプニングがありました。その代わりに過去のセミナーで総義歯を作ってもらった患者さんが2名(術後5年、7年)お見えになり、受講生のみならず、インストラクターにも大変勉強になりました。装着してから1回も調整せず好調を維持しているとのことでした。2名とも顎の条件が、総義歯作りには困難なケースでした。医療は科学でなければならないとは言うものの、やはり最後は名人芸も必要なのではないかと感じざるを得ませんでした。

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