アイスホッケー選手と歯

平昌オリンピックが終わってからしばらくたちました。過去最高数のメダル獲得や羽生選手の2大会連続優勝で日本中がわきましたが、私が楽しみにしていたのは、男子アイスホッケーでした。残念ながら日本男子は世界のトップチームからは取り残されている感じがあり今大会も出場していません。従って地上波もBSも放送は準決勝、決勝のみでした。過去は開会式前から予選リーグが始まって放送もあったような記憶があります。女子は出場していたので、観戦しました。昔、国土計画の女子チーム(国土レディース)と試合をしたことがあります。私の所属していたのは年齢、職業、経験もまちまちな町の愛好会チームで、私は第一セットのフォワード右ウィングでした。相手が女子とはいえ代表クラスの選手と結構いい勝負をした記憶があります。あれから30年、日本の女子は相当レベルがあがったなと今大会の試合を見て感じました。技のある選手より、足のある選手、走る選手の方が重宝されますが、日本の選手は負けた試合でも最後まで相手に走り負けていませんでした。男子決勝は予選から勝ち上がったドイツと旧ソビエト時代から世界トップレベルのロシアでした。手に汗握る接戦でしたが、最後はバランスが十分でない中、バックハンドで角度のないところからシュートを決めたロシアの底力を見たような気がします。
昔は、パックが口に当たったり、乱闘などで前歯がない選手がホッケー選手のシンボルのように言われていましたが、今大会はテレビを見ている限りでは、多くの選手がマウスピースを装着し、歯がありました。時代が変わってきているのでしょう。調べてみると、北米の様々なリーグではマウスピースの着用が義務付けられているようです。マウスピースは歯を守るだけでなく、脳震盪の症状を緩和したり、パフォーマンスの向上などのメリットもあるようです。
久しぶりに氷の上に立ちたい衝動にかられましたが、ストップの時にぎっくり腰になる気がして断念しました。

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