復習→実践→反省(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)

歯周病で歯を支えていた失われた組織を回復させる歯周組織再生療法ですが、効率よく綺麗に手術を進めることは患者さんにも術者にもストレスが少なくなるだけでなくより良い予後が期待できることを意味します。そのために様々な器具、機器を使用してそれぞれの術者が、より短時間で、よりきれいな手術ができるようにと工夫をこらしています。また術式、考え方も刻々と変化しています。先日のオペ(フルマウスリコンストラクション(咬合再構成)が必要な患者さん)では、術前に昨年行われた歯周病セミナーのDVDで目から鱗的な講義や手術動画が収録されていたので、これを復習してから臨みました。それでも術後は、以前の課題はある程度うまくできた気がするがあの器具を使えばもっと効率的に行えたのではないか、次はもっとこうしようと別のセミナーのCDに収録されているオペを見ながら思ってみたりします。来年の1月には歯周病に対する最近の考え方の進歩をまとめた実習セミナーが福岡で開催されます。限定14名で、運よく12番目に滑り込むことができました。成長マインドセットを失わないように日々精進できればと思います。

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