東京大学海外研究員の患者さん方

ここ2、3年、東京大学から紹介されてくる海外からの患者さんが増えた。東京大学内に保健センターの様な施設があり、歯科もあるらしい。なんで、そっちで治療しないのと聞いたら、治療はあまりやっていないらしい。患者さんは留学生というには風貌に威厳がある。どう見ても30代以上だ。聞いたところ学生ではなく研究員との事だった。今までいらした患者さんではオーストリア、イラン、ボリビア、メキシコからといったところ。研究ジャンルは経済学、生物学、AIといったところ。みなさん、ノンネイテウィブですが流ちょうな英語を話される。話しぶりも知的な感じがする。さすが東大だ。うちに対して、とあるサイトの口コミで「英語ができるスタッフがいて、ほんと助かります!」とのコメントが掲載されていた。こちらとしても地道に取り組んできた英語が少しは役に立ってよかったかな。それにしても上達の歩みは亀よりのろい。英検1級なんぞ、普段のままのネイテウィブの前では歯が立たない事だらけだ。Netflixやyoutubeでも英語字幕がないと理解度は相当落ちる。この辺で悶々とする学習者は多いらしい。
ニコニコ動画の有料動画の中で、「逆境に強い人の10の特徴」というのを聴いた。その中に「生涯学習」という項目があった。コロナという逆境の中で心が折れない為にも、英語だけでなく様々なことに対して生涯学習という概念は忘れないでいたいものだ。

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