症例3の解説(その6)(東京大手町勤務歯科医のインプラント、サイナスリフト、全顎治療ブログ)

前回からの続きです。症例3の解説(その5) | 英語好きな歯科医の診療日記 (hn-dentist-english-blog.com)

サイナスリフトを行って半年経過しました。

CT画像でインプラント埋入可能な十分な骨量が確認できました。

インプラントを埋入しました(矢印)。上がサイナスリフトを行う前のレントゲンです。

反対側も同じようにCTで状況を把握し、サイナスリフトを行っていきました。

窓開けを行い、粘膜を剥離し、できたスペースに骨補填材を填入しました。術後のレントゲンで十分なリフトが確認できました。根管治療をした歯が予後不良の可能性を考えてリフトしました。

半年後、大臼歯に相当する部位にインプラントを埋入し、その後、土台に相当するパーツを取り付け仮歯を装着しました。

根管治療を行った歯は動揺が出現し残念ながら抜歯となってしまいました。ただ保存に注力したという事で患者さんは納得されていました。

この続きは症例3の解説(その7)で。症例3の解説(その7) | 英語好きな歯科医の診療日記 (hn-dentist-english-blog.com)

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