臨床アラカルト– category –
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阿部晴彦咬合セミナー本年度最終回
11月12、13日は、東京神田で行われてきた阿部晴彦先生のシンラシステム咬合セミナーの今年度最終回でした。本年度は後半から、再受講生の方のために、症例提示をさせていただきました。初診からゴールに至るまでのステップを技術的な側面からだけでなく、... -
好評でした
10月8日、9日は東京神田で阿部晴彦先生のシンラシステム咬合セミナーが行われ、再受講生のために症例のプレゼンを行ってきました。フルマウス(全部の歯を補綴)のケースでした。質問も活発にいただき、上級インストラクターの上川先生からも、お褒めの言... -
配列
歯が全部無くなり、インプラントではなく歯の代わりになるものが欲しいとなると、総入れ歯ということになる。よく噛める総入れ歯を作るためには、いくつかのポイントがある。人工歯がどの位置にあるかも、その中の一つだ。2月13日、14日は小倉、門司港で行... -
歯周病勉強会、その他
12月19日(土)は今年最後の水道橋歯周病勉強会だった。かぶせ物や矯正をするうえで、歯茎が将来的に下がらないようにするために、移植、代替材料によって歯肉を増やす是非や方法論についての文献のまとめであった。この日は、午前中は診療所で、とある患... -
コンフォート・ゾーン
歯医者へ行くのが嫌だからというのではなく、仕事の忙しさや介護などの様々な理由で、悪くなった歯や欠損を放置せざるを得なかった結果、かみ合わせが崩壊して来院される患者さんがいらっしゃる。仕事や介護などが一段落し、ちゃんと直そうと来院される。... -
歯の移植
どうしても保存できなくて歯を抜いた場合、その補てん方法は、入れ歯、ブリッジ、インプラント、移植があります。入れ歯の取り外しが嫌だったり、ブリッジの際に行われる隣の歯を削らるのが嫌な方はインプラントか移植になるのですが、このケースは患者さ... -
大工事?
上下の歯が、ほとんど噛み合ってなく、抜けてそのままになっているところなど、いわゆる口の中の大工事が必要だったMさんも、矯正やインプラントの処置を通じて、ようやくゴールが見えてきました。 口の中の大幅な環境の変化に、ついていらっしゃれるかど... -
総入れ歯の患者さん
総入れ歯治療は、歯が残っていない状態で、勝負しなければなりません。口の中でパカパカはずれないように、きちっと機能する義歯を作るのは、歯科医にとって、ある意味、腕の見せ所と言えます。 一昨日、総入れ歯の患者さんに、完成した義歯をお渡しし、昨... -
補綴(健保適用)1年後
術前(左)術後1年(右)根元の変色が起こり始め、周りと色が合わなくなってきている。やっぱりプラスチックでは色調を維持できない。 明日は早朝から横浜で行われている日本睡眠学会(当院の植野所長が睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの統計処理で発表... -
どの根っこを治療すればいいのか?
歯科医の仕事の対象である患者さんは、言うまでもなく3次元的なものである。ところが、CTが出る前までは2次元のレントゲンでしか、診断の頼りとなるものがなかった。当院はCTを当時約5千万円で購入して約5年になる。昨年の段階で、全国の歯科医院のCT普及...