臨床アラカルト– category –
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小矯正治療開始
数年前に受講した矯正セミナーの知識と技術が錆びつかないようにと、簡単な小矯正はなるべく自分で行うようにしている。写真は65歳男性の方。歯周病があり、歯並びを治さないとメインテナンスが困難であることと、ご本人も以前から気にされてはいたので、... -
骨が痩せないように
抜歯した後そのまま放置すると骨幅が減少する。インプラント前提のための写真にある処置(ソケットプレザベーション 抜歯穴充填処置)もルーティーン化してきた。この患者さんの場合、将来的に8ミリ程度の長さのインプラントしか入れられそうもないので、... -
詰め物のやり替え
転勤で地方から東京勤務になったKさん。前歯の詰め物の変色を気にされていたのでやり替えた。1回あたりの時間はかかるが、回数はかからないし、費用も被せ物に比べればはるかに安い。結果がその日に明白になるので、患者さんの受けもいい。審美歯科は凝り... -
前歯の詰め物のやり変え
変色があった詰め物のやり変えを行った。3M社製のナノフィラー含有のレジンは、色の種類が豊富で、強度も増しているという。4種類の色調を重ね合わせて、光重合していく。所要時間1時間だった。(長谷川) 術前 術後 -
自費のレジン充填
自費のレジン(3M社製)充填例。半年前に他院で保険のレジン充填をされたが1週間で変色してしまったとのことだった。今回のやり替えは、1本15,000円(税別)だが、術後、これで思いっきり笑えると満足そうだった。明日、再研磨してもっと、つるっつるにす... -
ノリタケカンパニー製ジルコニアクラウン
脱金属は歯科臨床の目標の一つである。ジルコニアクラウンもその目標達成のために開発されたセラミッククラウンで、どこの歯科医院でも行われている。実際に金属を使う場合より審美性に優れていると言える。F証券の営業Aさんは、以前から前歯の変色を気に... -
海外と日本を往復
海外と日本を往復するビジネスパーソンが少なくないのも、当院の患者さん層の特徴だ。J社重役のSさんも、その一人である。Sさんはオランダ4か月間、日本10日間のサイクルを繰り返されている。オランダのみならず、各国で日本人相手の日本人歯医者による治... -
ようやく完成(前歯部インプラント)
今日でようやくHさんの前歯インプラントをセットした。今はやりのジルコニアアバットメントをやってみようとしたが、埋入位置の関係でメタルボンドスクリューリテンションタイプに落ち着いた。この辺のところは、もっとスムーズに事が運べるよう、経験を積... -
再々生療法
歯周病で歯を支えている周囲の骨が溶けてしまった場合に、かつてはほとんどあきらめざるをえない時代があった。今は条件にもよるが、エムドゲインという薬によって、失われた骨がある程度回復させることが可能になってきている。最近になって、骨が広範囲... -
古い義歯への愛着
17年前に義歯を作らさせていただいたNさん。その後何度か、修理を余儀なくされたがNさん自身は快適に使用しているとのことだった。術後10年を超えて破損の頻度が高くなり汚れも目立つようになった。定期検診の度に新しく作り変える提案をしたが、「愛着の...