咬み合わせ– tag –
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臨床アラカルト
機能向上(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
上の入れ歯が金属床にもかかわらず、しょっちゅう壊れるとのことで来院された方です。患者さんの模型分析の結果、咬み合わせの高さが低いことが判明しました。咬合分析機器に模型を装着して下の歯並びが上の総義歯を製作する際に問題がないかどうかを検証... -
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重度歯周病から総義歯へ(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
過去様々な理由で十分な治療ができず、残っている歯がすべてグラグラで保存不可能、しかも入れ歯を入れたことがないという方でした。歯が残っている状態のまま型を取り石膏模型を作ります。その時点で患者さんが咬んでいると思われる位置で上下の模型を咬... -
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残り3本になって10年(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
15年位前までは歯がガタガタになっても、応急処置をすると来なくなってしまう方でした。ところが当院で約10年前に入れ歯を作ったことをきっかけに手入れはよくなり、半年ごとの定期検診にも欠かさず来院されるようになりました。当時の入れ歯のままでも調... -
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理想的な形を追求(東京大手町勤務歯科医の総義歯、全顎治療ブログ)
すべての歯を失った場合、総入れ歯という選択肢があります。もう一つはインプラント補綴ですが、無歯顎治療において総義歯がきちんと作れればインプラントはいらないと言われています。人の無歯顎には様々な大きさや形がありますが、異なる患者さんでも最... -
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すれ違い咬合はインプラントで救えるか(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
以前にもブログで取り上げたフルマウスリコンストラクション(咬合再構成)のケースです。矯正の分析により、歯があったころは反対咬合(咬んだ時に下の前歯が上の前歯より前に突き出ている)と考えられる方でした。残りの歯が次々歯根破折で割れてしまい... -
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咬合崩壊をインプラントで救えるか(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
すれ違い咬合と言われる厄介な状況をご存知でしょうか。上の歯の相手の下の歯がない、下の歯が相手の上の歯がない、上下の歯どうしの接触が全くない状況のことです。上の歯と下の歯の接触が多く残っているほど咀嚼するうえでは良い状況と言えるのですが、... -
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全顎治療シミュレーション(東京大手町勤務歯科医の咬合再構成・全顎治療ブログ)
9月7日、8日は東京神田で咬み合わせセミナーのインストラクターの一人として勤めました。これから手掛けるケースで咬合が崩壊した状態からゴールをどんな形にするかを模型の上で具現化する方法を示しました。こうした工程は歯科医が自分でやらないとイメー... -
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上が総入れ歯、下が天然歯(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
7月20、21日は東京神田で行われた阿部晴彦先生かみ合わせセミナーにインストラクターの一人として参加してきました。上か下か、どちらか片一方が総入れ歯で、もう一方が天然歯郡というケースがあります。業界ではシングルデンチャーと呼んでいます。きちん... -
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顎変形症?(東京大手町勤務歯科医の全顎治療ブログ)
6月8日、9日は東京神田で阿部晴彦先生咬合セミナーにインストラクターとして参加しました。私の症例の提示で顎の変位(真っ直ぐ咬まずに左右どちらかにずれる)がある患者さんに対し、口腔外科出身の先生から顔正面のレントゲンで顎変形症でないかどうかを... -
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フルマウス治療(かみ合わせ再構成治療)(東京大手町勤務歯科医のインプラント、サイナスリフト、咬合再構成・全顎治療ブログ)
阿部晴彦先生が開発された器具を使い、顔面との整合性がとれたかみ合わせの確率を目指してのケース。かみ合わせの平面が左右で傾斜が違う。顎の偏位がある。欠損はサイナスリフトとインプラントで対応。要根管治療歯が複数ある。自分でワックスアップとい...