歯周病– tag –
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臨床アラカルト
歯科衛生士ってすごい!
千葉から1時間以上かけて通院されるNさん。歯周病に罹患している歯牙が見つかり、歯科衛生士による歯周ポケットの中の歯石取り(スケーリング)が行われた。歯肉から膿が出ていたのが止まり、腫れも改善されたが、6㎜(4㎜以上は歯周病)の歯周ポケットが... -
臨床アラカルト
脂肪吸引手術をすれば歯周病は直る?
米国歯周病学会誌から。肥満は歯周病罹患のリスク因子の一つと言われている。肥満は糖尿病や心臓血管系の病気とも関連しているので、慢性炎症である歯周病は、ある程度の相関がある。 ブラジルのグループが「それならば、肥満を脂肪吸引術によって直した人... -
臨床アラカルト
トップアスリートのストレスと歯周病の相関
健康保険にも適用されている、歯周検査の代表的なものに歯周ポケット測定がある。歯肉と歯の間に溝があり、4㎜以上だと歯周ポケットと呼ばれ歯周病と判定される。物理的に何ミリ何ミリと地道に調べていく原始的な方法である。これに対して、歯肉溝滲出液... -
臨床アラカルト
74歳の歯周外科
74歳のIさん。未だに健康診断では優良で内科的な持病も特にないという。Iさんの方から「先生元気?なんか最近痩せたねえ」とこっちが心配される始末である。そんな元気なIさんだが、残念ながら歯は欠損があり、残りの歯も歯周病に罹患している。一生なんと... -
臨床アラカルト
K先生の刺激
私の尊敬する先生の一人のK先生。私より年下だが、知識、技術、情熱、ルックスとすべての要素において、かなわない。「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメにでてくる加地さんのような存在だ。FacebookのK先生のページにマイクロスコープを使っての歯周... -
臨床アラカルト
骨粗鬆症の薬が歯周病に有効か?
アメリカ歯周病学会雑誌からインドの国立大学のグループが行った臨床治験の話。骨粗鬆症の薬であるビスフォスフォネート(以下BP)は、骨を食べる破骨細胞の働きを阻害し、骨密度の低下を妨げようとする薬である。骨粗鬆症も歯周病も骨が破壊されてしまう病... -
その他
太り具合と食生活と歯周病
アメリカ歯周病学会誌に岡山大学のグループが掲載していた論文。肥満度と食生活と歯周病の関係について18歳から25歳までの801人(男413、女388)の学生を被検者として調査された。BMI18.5未満をやせ型、18.5~22.9を正常、23以上を太り型とし、それぞれの... -
臨床アラカルト
インプラントやり直し
以前掲載したM銀行役員のGさんのケース。前回補綴後3年弱でインプラントが脱落した。Gさんは再度インプラントを希望された。5年保証なのでその後の再治療は当然無料。歯周病で喫煙者はインプラントの成功率が落ちるというエビデンスの話をした結果、Gさん... -
臨床アラカルト
再生療法1年後
葛飾の方から定期健診で来られるKさん。約1年前に、右下インプラントの手前の歯周病に罹患していた歯に対して、再生療法を行った。1年後の今日レントゲンで骨の再生らしきものが認められた。もう少し待ってから、再外科を行い、骨の確認と同時に足りない部... -
臨床アラカルト
抜くべきか抜かざるべきか(抜歯決定の基準)
歯周病の患者さんで、とある歯を抜歯すべきか保存すべきかで迷う事は多い。無理に保存しようとして結果的に早期に抜歯になったり、無理に保存することで他の歯に悪影響を及ぼしたり、将来的にインプラントをしたくても歯周病は骨が溶ける病気なので、ぎ...