骨造成– tag –
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臨床アラカルト
インプラント埋入と骨造成
歯周病で歯を失った場合、骨を大きく喪失していることが多く、そのままではインプラント埋入が困難なケースに遭遇する。下のケースもそうだった。上顎臼歯部欠損例であったが、既存骨にインプラントを埋入し、その後の骨喪失部分に対しては骨造成を行った... -
臨床アラカルト
ソケットプレザベーション(抜歯後歯槽骨保存術)
抜歯をした後、自然治癒を単純に待つと、たいがい骨はやせて治癒する。これが時に骨量不足でインプラント埋入を困難にする。後から造骨処置を別にしなければならない等、患者さんには負担が大きくなることもある。これを防ぐために抜歯直後の穴に骨誘導材... -
臨床アラカルト
両側サイナスリフト(だから何って感じですが・・・)
皇居近くにあるホテルの重役Oさん。70歳以上の高齢だが重篤な全身疾患もなく、両側にサイナスリフトとインプラント治療を行った。写真上が術前、下が術後。右上臼歯部(写真の左上)は術後5年、左上(写真の右上)は術後3年経過。 左上術中所見 -
臨床アラカルト
サイナスリフト(本来)禁忌?症例
左上奥にインプラントを希望されていたAさん。骨量がなく、副鼻腔内に造骨(サイナスリフト)をしなければならなかった。しかしCTでは炎症様の像があり、教科書的には禁忌症例であった。横浜市立大学の耳鼻科医K先生とタイアップし、手術しても大丈夫との... -
臨床アラカルト
ソケットリフト10年後
4か月ごとに定期健診に来院されるKさん。2001年に私が初めてソケットリフトを行った。骨頂から上顎洞底までの距離が5ミリしかなく10ミリのインプラントを入れるために行ったものである。術後、慢性の上顎洞炎が急性化し、抗生剤で鎮静化した。骨は十分にで... -
臨床アラカルト
ぼそぼその骨
上の臼歯部のインプラント埋入のケース。CT上でも骨量は十分と考えた。しかし術中、大きな骨欠損を確認した。インプラントを埋入し、GBR(骨造成)を行った。 術前のレントゲン CTで骨量は十分と考えたが、骨質は軟らかい事を伺わせる。 手術中に大... -
臨床アラカルト
GBR(骨造成)症例
歯周病が進行し、抜歯となった症例。抜歯後半年ほど待機したが、CTにて抜歯した穴が骨で埋まっていない事を確認した。これ以上待機してもインプラント埋入がいつまでたってもできないと判断し、GBR(骨造成)を行った。 抜歯後6カ月で自然治癒を期待した... -
臨床アラカルト
前歯部インプラント
歯根破折で抜歯となった症例。ソケットプレザベーション(抜歯後の穴に骨造成を行う術式)後、インプラント埋入。患者さんは満足されているが、「埋入深度がもっと深ければ、より審美的になった」と術者は悔し涙。 (術前) 写真左から3番目の歯は割れ... -
その他
インプラント後の腫れや痛み
インプラントは痛いのかというのが、初めて受けられる方の心配事だと思います。 平成4年からの通算の経験上では、インプラント手術後、腫れや痛みがでやすいのは上顎よりも下顎です。インプラント1本であれば、腫れや痛みはでたことはほとんどありません。... -
その他
昨日のインプラントオペ
M商事のGさんは、上の前歯が差し歯であったが、土台となっていた根が割れてしまい、抜歯することとなった。10年ほど前にこちらで入れた下の奥歯のインプラントは順調だったので、今回の前歯もインプラントでということになった。 抜歯をすると骨はやせる...