症例18　受け口（反対咬合）を矯正した症例（東京大手町勤務医の矯正ブログ）

39歳女性、「受け口を矯正したい」ということで来院されました。反対咬合を改善するためには骨切りという手術が必要なことがあります。この方も一見そうかなと思える状態でしたが、資料を分析した結果、手術なしで矯正治療だけでいけると判断しました。通常、矯正治療は２～3年程度かかることが一般的なのですが、このケースは思いのほか歯がスムーズに動き、11か月で終了しました。矯正力が強すぎると歯根吸収という現象がおきるのですが、そういった事もなく済ますことができました。従って治療期間は11か月、費用は矯正治療が60万円、インプラントが40万円で合計100万円が保険外の部分です。