リーダーシップ論に関する書籍は多い。リーダーとしての資質をもともと備えている人はいいが、そうでないと考えられる私は時々こうした本を読んだりするが、自分にピタッとくるなあというものにお目にかかることは少ない。そんな中でふとネット上でみつけた記事がサッカー日本代表監督岡田さんの講演であった。(下記リンク参照、おもしろいと思いますよ。)
リーダーとは「(人はどう思おうが)決断すること」であり、リーダーシップは机上の勉強で身に付くことでなく、どん底を経験した時点で、遺伝子にスイッチが入ることにより、気が付いたら以前より高いレベルに到達するものらしい。また目標の設定も大事だとのことである。(ご存知のようにワールドカップベスト4とか)
むかし、私は大学ボート部のヘッドコーチをやっていた。豊富な練習量でオリンピック選手も輩出した当時は名門の部であったにもかかわらず、コーチ就任2年目で全レース敗者復活戦落ちという最悪の事態に陥った。いくら怒鳴っても選手は言うことを聞かないし、OBからは「おまえにはリーダーシップがないんだよ!」とバッシングの嵐であった。コーチをやめようと思ったが、変われる者もおらず、孤立無援の状態であった。
翌年私は捨て身ともいえる決断を下し、全日本3位、翌年は東日本選手権優勝、インカレ4位まで持ち直すことができた。詳細を書くのは今は面倒なので気が向いた時にしたいと思う。まあ一番大事なことは自分が変わらなければ何も変わらないということかな。(えらそうに聞こえて申し訳ありません)
松翁会歯科をどうリードし発展させ次世代に繋げるのか。考えれば考えるほどプレッシャーである。
岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
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