7月12日、13日はかみ合わせセミナー(総入れ歯作りを通じて)のインストラクターを務めてきました。懇親会では、私が現場であまり意識していなかった何気ないアドバイスだったにもかかわらず、それが印象に残り作業がスムーズに進めることができるようになったという、ありがたい受講生のコメントがもらえました。写真はコース主催の仙台で開業されている阿部晴彦先生が総入れ歯の人口の歯を歯肉色の蝋の上に並べ終わったところのものです。総入れ歯は、歯が全く無くなった患者さんを、単に噛めるようにするだけでなく、人前で笑えるようになるなど、心理的にも多大な貢献をする咀嚼器といえます。ただし、インプラントにばかり走って、まともな総入れ歯が作れる歯医者が少ないと阿部先生は嘆かれています。御年78歳でも活躍されている阿部先生を見習って、勉強を続けたいと思います。
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