症例集(全顎治療)症例18 受け口(反対咬合)を矯正した症例(東京大手町勤務医の矯正ブログ)
39歳女性、「受け口を矯正したい」ということで来院されました。反対咬合を改善するためには骨切りという手術が必要なことがあります。この方も一見そうかなと思える状態でしたが、資料を分析した結果、手術なしで矯正治療だけでいけると判断しました。通... その他自己紹介
初めまして。歯科医の長谷川 望と申します。 今まで10年以上にわたって診療所のホームページ上にブログを連載したり、症例集を提示してきました。お陰様でそれらをご覧になって来院される方がいらっしゃり、ありがたい限りなのですが、その一方で私の表現... 症例解説「どうしても、ここでやって欲しい!」
TさんはF銀行の方で60代男性でした。「他院でインプラントを入れたが乱暴なのでこちらで診て欲しい」「上もインプラントでやって欲しい」そのとの事で来院されました。お口の中はこんな状況でした。 術前の口腔内です。これではまともに咀嚼できない事は容... 症例解説「先生って、変わってますねえ」
静岡県からいらっしゃる60代女性のMさんは、かつて東北大学にお勤めになっていたそうです。東北大学のボート部は、かつては全日本選手権で優勝するなど伝統と実績があり、Mさんは学内のイベントでボートを漕いだことがあるそうです。歯科の技術とは何ら関... その他セミナー講師を務めてきました
6月21日(土)、22日(日)は東京の田町にあるビジョンセンター田町会議室で開催された咬合セミナー(仙台で開業の阿部晴彦先生主催)の講師を務めてきました。そこで30分ほどの講義の時間を頂戴しました。受講生は私の子供よりも若い先生が複数いらして、... 症例解説懐疑が氷解?
私の高校の同級生YさんはK大医学部卒業後主に外科畑を歩まれ、その後大手保険会社で医療事故を扱う部門に勤務されていました。歯科でのインプラントにまつわる事故案件も多数見られてきたせいか、インプラントには当初懐疑的でした。 2014年、「左下が痛い... 症例解説「全顎治療って芸術作品作りみたいですね」
もう今から10年前になります。Oさんは当時57歳の女性でした。初来院時は表情が虚ろな感じで、だいぶお疲れになっている様子でした。私の古くからの患者さんの紹介でお越しになりました。色々伺ってみると、2人で飲んでいる時に「ひどい歯だね、あんた。私... 症例解説声楽家が歯に悩む理由「とある声楽家の悩み」から見える口腔の盲点
私は時々、(それほどファンというわけではないのですが)宝塚をはじめとする劇団の観劇に行く事があります。役者さんのレベルを担う主な要素として歌唱力、演技力、ダンス力があげられています。私は専門家では無論ないので歌の事はよくわかりませんが、... 症例解説「先生、俺を人間にしてくれ」
ホテル勤務をされていたというAさん(男性)。来院された時は60歳で既に退職されていました。開口一番おっしゃった事はタイトルにもある通り「先生、俺を人間にしてくれ」でした。お話を伺い拝見したところ、右側では大臼歯欠損があるのと上下の残存歯の... 症例解説定年後のご決断
Mさんは銀行員でしたが、お忙しかったのと予算的なご都合もあり、入れ歯が壊れては修理を繰り返すという来院パターンでした。とある日、定年退職され「よく噛めない状態が続いてきたが退職金が入り時間もできたので、この際本格的に治したい」とおっしゃ... 未分類歯科矯正について最近思う事
インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は目立たないので昨今急速に広まってきました。一方で矯正の事をよくわかっていない施術者が行うことで、トラブルも散見されるようになってきました。先日来院された患者さんでインビザラインで治療したが... その他神経をとったはずなのに痛くなるのは何故?
神経をとった直後から数日の痛み 歯の中の神経は根管から根尖を通り、顎の骨の中を走行してやがて脳につながります。歯の中の神経(歯髄)を取るという事は、根尖で神経を切断することになり、一旦傷口になります。それが治癒するまで時間を要することが...


