毎日1本ワイヤー曲げ

歯科医が技術向上のために卒後に受講する研修会が多く存在する。中には高い受講料だけとって、いかさまを教え、患者とトラブっても責任はとらないような危ない研修会もあると聞くからから注意が必要だ。実際、過去に受けた様々なセミナーの中でも、いかさまではないものの、話をただ聞いたというだけで実戦には役に立たない、あるいは自分の能力のゆえか役に立たすことはできなかったものも存在した。
そんな中で、現在受講中の矯正セミナーは「理屈は最小限でとにかく手を動かしながら覚えなさい」といったスタンスが気に入っている。先日受講した1回目のセミナーで出された宿題を、時間を見つけてはシコシコとやっている。宿題は矯正装置のためのワイヤー曲げである。練習用のワイヤー曲げの形がいくつかあり、そのとおりに正確に曲げていかなければならない。三次元的にねじれてもだめ。これが面倒で、億劫なため矯正を行わない歯科医も多いと聞く。まあ、とにかく練習、練習。
今日は土曜で休みだが朝から雨だし、またシコシコと曲げてみるか。治療技術の向上に役立つという明確な目標があることを考えれば、こういう努力というか苦労は嫌いではない。。。。今のところ。。。

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