オーストラリア人患者さんの温かい贈り物

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松翁会歯科は、京橋に仮移転して今月の6日からオープンとなった。とある日のこと、当院の受付に東京駅の係員の方から電話が舞い込んだ。日本旅行中のオーストラリア人が歯が痛くなったようなので、おたくで診てくれないかとのことであった。「あと数週間で帰国する。日本語がまったくできないのでよろしく。」とも付け加えられた。
当院は移転したばかりで、まだ既存の患者さん以外で存在をあまり知られていないとばかり思っていたのだが、東京駅の駅前にも歯医者は多数存在する中で、駅員さんはどうやって探し当てたのだろうか。このホームページ?それはともかく、「お受けいたします」と返事をした。迷わずいらしていただけるのだろうかと心配していたが、数分で大柄なオーストラリア人の男性が来院された。レントゲンを撮った後、詰めものを行った。
ひととおり説明が終わって、待合室で待たれていた奥様とお帰りになられたと思いきや、30分後に夫婦で再び当院に戻られ、世話になったとお菓子を置いて行かれた。たった1回の来院で大きな処置もしていないのだが、心温まる出来事だった。医療従事者の原点「患者さんに喜んでもらう。歯医者になって良かったと思う。」に帰ったような気がした。

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