書店でたまたまベストセラーのコーナーによって手にしたのがこの本だ。大袈裟に聞こえるかもしれないが久々に涙腺緩みっぱなしの感動作というのが率直な感想だ。サッカーファンのみならず、ビジネスマン、いやあらあゆるジャンルの方に読んでいただきたいお勧めの1冊だ。長谷部選手の文章力、思考力、人間力にひたすら脱帽である。精神的にも肉体的にもぎりぎりの戦いをして、なおかつそれを楽しんでいる人間はこうまで違うものか。本田選手もそうだが、20代の彼らは、私よりもよっぽど大人と感じる。小さなことで悩んでいる自分が恥ずかしく思えてくる。サッカー選手の本は最近までオシムさんの書いたものしか興味がなかったのだが、この本はすばらしい。数時間でいっきに読み終えてしまった。自己啓発ものでは今まで読んだ中で一番ではないかと思う。
目次