総義歯医療のむずかしさ

インプラントが花盛りの昨今、総義歯製作を苦手にしている歯科医は多いと言われている。私は、仙台の総義歯の大家A先生に教わった技法を数年前から取り入れ、苦手だった総義歯を克服しつつある(かな?)。総入れ歯というと、型とって入れればそれで終わりだろうと考えている方も多いかもしれないが、実際にはインプラントなんかよりよっぽど難しいケースが多い。歯を失っているわけだから患者さんはどこで噛んだらいいかわからない場合や、もともと歯がどこにあったのかがわからないので、新しい歯の設定位置で迷う場合あり、入れた後痛みがなかなか取れないなど、こういった点が総義歯医療を難しくしている。日本の健康保険の診療報酬ではお隣韓国の総義歯費用の30分の1だというから、赤字はまぬがれないが、無から有を作り出す楽しみがあり、ほとんど趣味の世界でやっている。何件も歯科医をまわられ総入れ歯を作ってもらったが噛めないとのことでいらしたNさんもA先生に教わった技法で苦労はしたがなんとか噛める義歯は提供できたようだ。自分的には下顎義歯の吸着が思った通りにはいかず不満は残る。
 上顎
 下顎
 上顎の型取り
 下顎の型取り
 模型分析
 上顎治療用義歯
 下顎治療用義歯
 上本義歯
 下本義歯
  旧義歯(左)で噛めなかったのが新義歯(右)で噛めるようになったとのこと
 下顎義歯裏側 新義歯(上)旧義歯(下)ちょとした違いで機能の差は雲泥

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