皺とり対決 ボトックス対ダイスポート

タイムの記事から。目じりのいわゆるカラスの足跡を消す美容外科用の薬ボトックスは、2002年にFDA(アメリカの厚生省)に認可されて広く使われてきた。しかし2009年にライバル薬であるダイスポートが同じ目的使用で認可された。笑ったときなどにできる目じりの皺をスムースにする両薬はどちらが有効なのだろうか。

カリフォルニア大学のグループが90人の被検者に対してスプリットフェイス(片方の目じりにボトックス、もう片方にダイスポートを注入)調査を行った。余談だが、歯周病の臨床研究でもスプリットマウス調査がよく行われる。例えば4つの治療法があるとする。それらの有効性の比較をするために、一人の患者で右上、左上、右下、左下と4分割し、それぞれの治療法を行うものだ。

調査の結果、被検者の3分の2は、術後30日でダイスポートで治療された側がより良い結果であると評価した。しかし、思いっきり笑うなど、顔の筋肉を最大限に収縮させた時に両者の差が認められ、平常時では差がなかったという。

記事に対する読者のコメントでは「どっちもやめた方がいいよ」とあった。私の腹の皺(腹筋のくびれではない)も、できれば直したいが、薬を注射するのは痛そうだし、第一腹が出てしまいそうだ。やっぱり、泳ぐしかないか。最近飲む機会が多く、スポーツクラブへの足は滞りがちだ。今日は1500メートル泳ぐ時間が持てた。水泳仲間が「今度、飲みに行きましょう。暑いから。」と声をかけてきた。やばいな、真面目に泳がないと。明日も何とか運動する時間を確保したい。(長谷川)

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