3Dプリンターが歯科界を変える?

英国雑誌 The Economist の記事から、今回は3Dプリントの話題。三次元的な製品を、様々な材料からコンピューターのスイッチ一つで作り出せる3Dプリンターなるものが出現している様だ。元々は航空機の翼などのパーツをつくるために開発されてきたらしい。従来は大きな金属の塊を削りだしてつくるので、実際に使用される部分よりも、無駄になる金属くずの部分が多く、コストもかかる。3Dプリンターは薄い金属の層をレザーなどで積み重ねて作っていくので、無駄がほとんどでないらしい。金属だけでなくプラスチックなどの加工も可能で、ヨーロッパのある国では歯科の冠を3Dプリンターで患者の歯の形態に合わせてコンピューター上でデザインし、後はスイッチを押すだけという感じで、すでに450症例が行われたらしい。当院にあるセレックと言う機械と決定的に違う点は、セレックがセラミックのブロックを削りだして、セラミック冠をつくるため、冠に使用されたセラミックの部分は、オリジナルのブロックよりも、比率的にはるかに少ないのに比べて、3Dプリンターはセラミックの薄い層を積み重ねていく様に作るので、材料コスト的に無駄が無いことだ。今後どの程度実用化されるか楽しみな話題である。(長谷川)

 3Dプリンターで作られたヴァイオリン ちゃんとした音もでるという

 3Dプリンターでつくられた手袋(ナイロン、ステンレス、チタンでできている)

 デザインを煮詰めて後はスイッチを押すだけだという

 車も3Dプリンターでできる時代が近いという

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