歯科の世界で顎の骨を作ることは、もはや一般的になってきました。インプラントを入れるのに十分な骨を確保するために行われるのですが、どんな材料を使い、どんな手法を用いるかは、術者によって様々です。ところが、どれが骨ができ易いかという、材料同士や手法同士の比較の研究論文は意外と少ないようです。
今日は、患者さんキャンセルの空き時間で、米国歯周病学会の中に、2種類の材料で比較した論文を見つけました。すぐに、別の患者さんがいらしたので、イントロだけ読んで、残りは帰りの電車内で読もうとしました。ところが、幸か不幸か、乗って次の駅で座れてしまったため、英語である事も手伝ってか、殆ど寝てしまいました。自宅で読み終わりました。非常に参考になり、自信につながりました。日々の臨床を頑張るだけでなく、論文からの情報収集も怠らないようにしたいと思います。(長谷川)
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