どんなに経験を積んでも、人の体は千差万別ゆえ、油断大敵です。どんなに、CTなどの診断機器が発達しても、実際のオペでは、術前の予想と若干の違いがあったりします。そんな時でも、あわてず、舞い上がらず、冷静に対処することが求められます。先日のインプラントオペも、そんな状況に久しぶりに出くわしました。周囲のドクターやスタッフの協力を得て、無事に乗り切ることができました。オリンピックのメダリストのコメントではないですが、協力してくれた人に感謝したいと思います。今朝の患者さんへの確認の電話でも、術後、特に異状なしとのことで、ほっとしました。
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