日本ハム栗山監督の読書術

連休中はいかがでしたでしょうか?私は連休の約半分は日光を浴びながらの読書でした。普段、日中は診療室にこもって外出することが無いものですから、公園のベンチやカフェのテラス席での読書は私にとっては極上の時間でした。
連休中に書店でたまたま手にした本が、プロ野球日本ハムファイターズ栗山監督が書かれた「伝える」でした。その場で携帯で調べたアマゾンの書評はそれほど高くなかったのですが、自分自身の拾い読みで買う価値ありと判断し、結局1日で読み終わりました。栗山監督の人柄が伝わってくる良書だと思います。いろいろ感動的な話も掲載されているのですが、ここでは栗山監督の読書術なるものを取り上げてみたいと思います。
栗山さんは、忙しい中でなかなかの読書家です。選手は野球の技術だけでなく人間力も高めないと駄目だというのが彼の持論の一つです。ちょうど、歯医者も技術だけでなく人間力が高くないと駄目だというのと同じです(耳が痛い)。彼の意見では、本当に自分が必要としている本に出会える確率はかなり低いのだそうです。そこで「プレジデント」や「東洋経済」をチェックし、企業の社長さんが愛読しているような本から探せば、当たる確率を上げられると考えているようです。ちなみに、チームのキャプテンには「論語と算盤」(渋沢栄一著)、「木のいのち木のこころ」(西岡常一著)などを渡して読んでもらったそうです。
さっそく、私もこの2冊をアマゾンで注文し、今日から「論語と算盤」を読み始めたところです。プロスポーツ関係者でも時間の合間で読書している方は多いようです。私も見習いたいと思います。

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