5月11日、12日は噛み合わせ、総入れ歯セミナーのインストラクターとして参加しました。噛み合わせは3次元的なものです。歯をほとんど、あるいはすべて失った場合、どう再建するかについては、様々な手法が提唱されています。総入れ歯の大家と言われて久しい御歳77歳になられる阿部晴彦先生が開発された噛み合わせ再建の理論があります。そのための診断器具も改良が重ねられ、今回新製品がでました。再受講の方でその調整方法に最初は戸惑うこともあったようです。しかし、以前に比べて操作が簡略化されているので慣れれば、治療時間の短縮化につながりそうです。受講生が上手にできるように、私自身も教え方を先輩インストラクターから学ぶ事が多々あります。向学心にあふれ、楽しい歯科医の多い、良い集まりだと思います。
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