発表してきました

1月14日(土)、東京歯科大学水道橋病院のセミナールームで行われた歯周病研究会でケースプレゼンテーションをしました。フルマウスのケース(かみ合わせがガタガタになったのを、ほとんどすべての部位に処置を施し、かみ合わせを再建するケース)2つでした。一つ目は部分矯正、被せもの、部分入れ歯等で修復したケース、二つ目は他院で行われたインプラントで埋入位置や方向に問題があったのを、修正したケースでした。フルマウス治療は技術の総合力が問われる分野です。インプラントが得意というだけでは解決は困難です。かみ合わせの平面をどうつくるか、かみ合わせの高さをどうするか、下顎のポジションをどこに設定するか、頭と腕を駆使し患者さんが失ったものを作り出していく作業は、時間はかかりますが、やりがいも大きいものです。発表内容は歯周病治療からは離れたものでしたが、討論も活発にしていただき、たくさんのご意見、ご感想をいただき有意義な時間を過ごすことができました。ゲストで台湾からのドクターがいらしていたので、スライドの文字は英語にして、内容を理解していただけるようにしました。懇親会では英語でのディスカッションもできて、こちらでもいい時間を過ごせました。改めて主催の日本臨床歯周病学会会長である二階堂雅彦先生に感謝したいと思います。

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