最近外国人患者さんが増えた。ほとんど毎日誰かしら来院される状況だ。英語を意識的に勉強してきて役に立っている実感はあるが、まだまだへたくそだ。英語勉強法には各人にあった方法があるのかもしれない。私の場合現在の立ち位置としては、英検1級は持っているものの、報酬がからんだ責任ある通訳をやるにはかなり実力不足という感じだろう。元米空軍パイロットだった人に週一で90分の個人レッスンをしているが、昨夜もちょっと込み入ったことを説明しようとすると、文法は滅茶苦茶、表現自体が不自然、表現形式がワンパターン、イメージを英語に変換するスピードが極めて遅い、などの欠点がいやでもわかってしまう。そんな私でも、救いになってくれた、あるいはこれから救いになってくれそうな本が書店に並んでいる。松澤先生の本は正しい発音ができて、多読をすれば聞き取り能力があがるというものだ。発音セミナーは新宿カルチャーセンターなどでやっていて、松澤先生から、いろいろと指摘していただけた。これのおかげで、試験のリスニングは95%程度になれたといっても過言ではない。聞き流しは時間の無駄なのは多くの英語学習者と同じだ。横山先生はFacebookで友達申請を受けて初めて知ることができた。さっそく先生の本を購入した。音読というと孤独の作業でむなしい思いはぬぐえなかったので避けてきたきらいがあるが、続けられるように様々な工夫がなされている。TOEIC400点~とあるが、やってみると15分間の音読は結構きつい。Amazonの書評だと批判も書かれているが、例文は様々な文法や表現が網羅されていて実戦で役に立ちそうなものばかりだと思う。同時通訳者の頭の中という最後に書かれているコラムにはしびれた。横山先生のセミナーも3月にやるというので、早速申し込んだ。
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