某大学のメキシコ人留学生の方。左右下6番に急性症状ありで他院に行ったが、ドクターが英語が話せないからという理由で丸投げしてきた形。投薬のみで宛名なしの紹介状を持って来院。予約はいっぱいだったため、根管治療をして排膿させる時間はなかった。CTを撮影して化膿している場所を3次元的に特定、切開、左右下6番根尖部相当の骨に穴をあけて排膿させた。他の患者さんをやりながら待たせながら行った。その後、ゆっくり根管治療。「7月でメキシコに帰り日本には戻ってこない、メキシコの歯医者にはかかりたくないので、それまでに終わらせてほしい」とのことだった。治療中は患者さんの期限もあり、こちらが寿命が縮まる思いだったが、症状は落ち着いた。根管治療も終了できた。ところが、8月に入り先日窓口にお越しになり、世話になったからとお土産を置いて行かれた。予後は気がかりだ。
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