9月27日の日曜日は斎藤歯動塾(矯正セミナー)の最終日でした。コロナで中断し再開した後の振替でした。通常15名程度の定員ですが、この日は6名でした。インストラクターも平常時は3名でしたが、この日は主催の斎藤先生お一人でした。通常受講生2名がけの机も1人で広く使い、全員食事の時以外はマスク着用で実習、部屋の窓は開けっぱなし(幸い天候は晴れで秋らしい心地よい日和)で行われました。コロナ依頼、歯科関係のありとあらゆる聴講型のセミナーがオンライン開催となり、実習付きのものは来年度回しになる中で、今回のセミナーは今年最後の実習付きセミナーになってしまうのではないかと思います。しかし、机が広く使用でき、斎藤先生の指導を占有する時間が通常より長いので、受講生にとってみれば、よかったのかもしれません。矯正練習の最後の仕上げの工程で、ワイヤーの3次元的ベンディング、部分的なパワーチェーンの効果的な利用、何かがおかしいと気づくタイミング、結紮のバージョンであるたすき掛けなど、今回もテキストには書かれていないような内容をいくつか学ぶことができました。学ぶ機会が大幅に減少し、過去に学んだ技術もなかなか発揮できない、例えるならベンチ入りはしてもなかなか試合に出れないサッカー選手のような心境の毎日で心が折れそうな中、予想以上に一風の清涼剤のような1日でした。
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