夢が膨らむ再生療法、根面被覆

今年になって業界紙に数か月にわたって歯周組織再生療法や根面被覆の症例が特集されていました。歯周組織再生療法は歯を支えている骨などの周囲組織の再生、根面被覆は下がった歯茎の再生を計るものです。ここ数年、国産の歯周組織再生療法薬であるリグロスや国産の骨補填材であるサイトランスと言われる材料がでてきました。これまで様々なケースで応用され、着々と成果が出てきているようです。かなりシビアなケースでもうまくいっているものや、思ったほど効果が得られなかった例も報告されていました。また根面被覆では矯正治療が必要な例も見られます。
複雑で難易度の高いケースはインターデシプリナリーと言って数名の専門家が集まって1つのケースをアプローチすることが昔もてはやされていました。しかし、今や多くの臨床家が歯周外科、インプラント、矯正など一人で何でもこなすことにより、効率の良い治療がされるようになってきています。どんな世界も進歩するものですが、歯科も昔では考えられない夢のような治療が発表されています。ただサンプル数が少ないので術式や材料の選択、使用方法については更なる検証が必要なようです。 私自身もリグロスやサイトランスと言った新しい材料は使いましたが、まだ実感としてうまく材料の特性を生かすレベルまでは達していない気がしています。今まで、やりなれた術式や材料にとらわれることなく、外部からの情報を参考にしながら、できるところからチャレンジし、患者さんにより良い貢献ができるように精進したいと思います。それにしても久しぶりに興奮する記事でした。
今夜は仕事が終わった後、武蔵小杉で矯正の相談を兼ねたプライベートセミナーを受けてきます。コロナ下でも徐々に活動していきたいと思います。

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